■仕事がつらいから、辞めたいけれど、転職しても大丈夫なのかな…
■人間関係がきついけれど、この理由だけで退職してもいいのかな…
看護師の仕事は大変なことも多く、退職を考える人も少なくありません。退職するべきかどうか迷っている人も多いです。仕事のストレスや疲れ、人間関係のことなど、悩みはつきません。
退職を決断する前に、慎重に考える必要があります。この記事を読めば、退職するべきかどうか判断するためのポイントがわかります。自分の状況を冷静に判断してみましょう！
✅退職の理由を整理する
✅今の現状をしっかりと把握する
✅自分がどんなことを求めているか考える
✅メリット・デメリットを書き出して、視覚的に問題を考える
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退職の理由を整理する
退職理由をはっきりとさせて、自分の気持ちを整理することが大切です。以下に理由の一例をあげます。
✅仕事に対するモチベーションが低下している
✅職場の人間関係が悪化している
✅給与や待遇が不満である
✅自分の健康問題
✅看護師としてのスキルアップやキャリアアップの機会がない
✅自分自身のライフスタイルにあわない
✅家族の状況が変わった
今の状況をしっかりと把握しておく
退職を考えるときには、今の状況をしっかりと把握することが大切です。把握しておくことで、自分の置かれた状況を客観的にみられます。
給与や、支出、勤務体制、健康問題はあるか、今後のキャリアやライフプラン、自己分析で自分の強みや弱み、好きな業務などを把握しましょう。ノートなどに書きだすのをおすすめします！
経済的にはどうか？
把握しておいた方がいい項目は下記です。
✅手取りの収入、基本給・総支給額・年収
✅生活費などの支出
✅奨学金の返済額
✅福利厚生の内容
寮生活の人は退職したら退寮になります。退寮後に家賃、光熱費がかかってきます。また働いてる病院から奨学金が出ている時は、退職時に一括返済を求められることもあります。
基本給は、ボーナス時の査定や退職金の計算、失業保険の計算に使われます。また転職先を選ぶポイントにもなります。
企業や団体が従業員に対して提供する、仕事以外の特典や待遇のことです。
例えば、社会保険や厚生年金をはじめ、社員旅行や健康診断、退職金制度、子育て支援、住宅手当、社宅などです。これらの福利厚生は、従業員が安心して働き、モチベーションを維持するために提供されます。
勤務体制や勤務時間の労働環境はどうか？
夜勤回数や実際の勤務時間、残業時間、通勤時間などの労働環境を把握しましょう。日々の記録をメモしておくのもいいです。
健康問題はどうか？
大きな病気などにより勤務がきびしい
大きな病気やうつ病になり、今まで通りの勤務ができなくなったなど。
健康問題により勤務がきびしい場合は、上司や人事課に相談してみましょう。休職や時短などの制度があるかもしれません
精神的な問題はあるか？
自分の精神状態はどうでしょうか。眠れてますか？食欲はありますか？嫌なことはなんでしょうか。
職場のストレスやパワハラ、人間関係の悩みなど精神的な負担が大きい場合は、専門家やカウンセリングなどを活用すれば解決の糸口を見つけられることもあります。
今後のキャリアやライフプランを考える
今後のキャリアやライフプランを考えることも大切です。現在のところで自分の望むキャリアアップやスキルアップはできるのか。自分のライフプランはどうしたいのか。
例えば、今後はキャリアアップやスキルアップは考えず、自分の生活を第一に考えることもひとつの方法です。
自己分析をする
自己分析は、ノートやパソコンに自分の長所や短所、好きなものきらいなもの、自分の強みやよわみを書きだします。自己分析をすることで、自分自身をよりふかく理解し、自分にあった仕事や環境を見つけられます。
自己分析には3つの方法があります。自分自身でおこなう・友人や家族にアドバイスをもとめる・専門家に相談する、3つの方法です。
自己分析は、自分自身を客観的に見つめることで、自分への理解を深める方法です。自己PRや履歴書の志望理由、転職活動、病院選び、職場での人間関係の対応のしかた、ストレス解消方法など、さまざまな場面で役だちます。
自分がどんなことを求めているかを考える
退職を考える時に、自分の希望や優先事項をはっきりすることが大切です。自分にあった職場や仕事内容を見つけるために、自分がどんなことを求めているかを考えましょう。
■夜勤はしたくない…日祝日休みたい…残業はしたくない…
■年収はこれくらい欲しい！
■キャリアアップやスキルアップをしたい
■自分のやりたい看護はこんなこと
メリット・デメリットを書きだして、視覚的に問題を考えてみる
大きめのノートなどを用意して、書きだしていきましょう
- 今の職場でのメリット・デメリットを書きだす
- メリット・デメリットのなかで、自分が納得できること、できないことの順位づけをしてみる
- 自分の優先順位がはっきりする
メリットやデメリットをまとめて、視覚的に比較すると、自分の求める条件がわかりやすくなります - 意思決定が速くなる
転職を検討している場合は緊急性があります。視覚的に整理することで、意思決定を速くすることができます - 転職面接でのアピールポイントがわかる
自分がどのようなに働きたいか、はっきりさせておくと、転職時の面接で自分のアピールポイントにできます
今の看護業界では、どこへ行ってもデメリットは絶対にありますが…
みんなどんな理由で転職している？
ほかの看護師の人たちはどんな理由で転職をしているのでしょうか。
厚生労働省：看護職員就業状況等実態調査結果
退職する時のメリット・デメリット
退職にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
退職の4つのメリット
✅ストレスを軽減できる
✅自分のライフスタイルにあった働きかたを探せる
✅自分にあった職場を探せる
✅転職先で新たなスキルを身につけられる
退職の3つのデメリット
❌失業期間で収入が減ってしまう
❌転職活動をしなければいけない
❌新たな職場が自分にあうかわからない
メリット・デメリットがはっきりわかって、他の職場が気になったら、情報収集！
現状やメリット・デメリットがはっきりわかってみて、他の職場はどうなんだろう…と気になったら、情報収集してみるのもひとつの手です。
看護師専門の転職エージェントでは、情報収集目的での登録もできます。自分の希望の条件を伝えれば、ピックアップして紹介してくれるので、参考になります！
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