■急性期の病院が忙しすぎて、療養型に行きたいんだけど、志望動機ってそのまま書いていいの?
■履歴書の志望動機ってどう書けばいいの?
■ほかの人は志望動機って、どんなこと書いているの?
急性期病院から療養型病院へ転職をしたいときに、悩むのが志望動機です。
看護師は病院や施設によって求められる志望動機が違います。
この記事では、看護師としての転職歴3回の筆者が、急性期病院から療養型病院への志望動機の例文を紹介します。
きちんとした志望動機を書ければ、採用担当者にいい印象を与えられ希望の職場に転職できます。
まずは自分の志望動機を書いてみましょう。
でもちょっと待ってください!
応募はその病院だけで大丈夫ですか??
ひとつの内定で決めず、複数の病院から内定をもらうと、気持ちに余裕ができ、冷静に選択できます。
転職を成功させるために、内定は複数をあったほうがいい理由をくわしく説明してます↓↓
志望動機は誰かにチェックしてもらうのが、転職成功への近道です。
誰もチェックしてくれる人がいない方には、転職エージェントがおすすめです。
レバウェル看護だと履歴書添削・面接練習などの転職に関するサポートをしてくれます。
\ 2022年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職担当者の対応/紹介案件の質/交渉力 第1位 /
履歴書に書ける!療養型病院のいいところ
急性期病院と療養型病院をくらべたとき、良いところは3つあります。
- 急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
- 患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
- 患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
まず、療養型病院のよい面を知りましょう。
療養型病院で、どんな看護がしたい?どんな看護師になりたい?イメージしてみましょう。
急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
緊急入院も少ないですし、患者さまの病態が安定しているので、急性期病院にくらべて看護に時間をかけられます。
例えば、おむつ交換・食事介助や処置の時に患者さまとコミュニケーションを取りながらケアができます。
- 病院主催のお祭りや運動会などがあります。
- 食事介助時は、時間があるので和気あいあいとした雰囲気になります。
- 患者さまとコミュケーションをとれる時間があります。
このように看護に時間をかけて、患者さまの生活に密着した継続的な看護ができます。
患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
療養型病院では患者さまが長期入院されるので、患者さまや家族との信頼関係を築きやすく、患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができます。
何回も面会に来ているご家族と顔見知りになれば、入院以前の生活習慣や生活、趣味などの話しもできます。
ご家族のお話しから、その患者さまにあった看護を計画できます。
患者さまが本来の生活習慣や趣味などに目をむけた看護が可能になり、やりがいを感じられるでしょう
患者様の生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
療養型病院では、急性期病院にくらべると医療行為の幅がせまくなります。
けれど、そのぶん患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増えます。
病棟内で定期的に行われる、介護のサービス担当者会議や、その他の福祉・支援について患者さまのご家族に説明できるように自分も勉強するからです。
患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増え、看護師としてキャリアアップにつながります。
志望動機・自己PR文のポイント
志望動機・自己PR文のポイントは5つです。
- 療養型病院に興味をもった理由を書く
- 急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
- 療養型病院で目ざすキャリアプランを具体的に書く
- 療養型病院での看護への理解や興味を書く
- コミュニケーション能力をアピールする
療養型病院に興味をもった理由をはっきりと書く
療養型病院に興味をもった具体的な理由を書きます。
- 「急性期病院での看護経験を積んだうえで、より患者さまと向きあいながら看護を提供したい」
- 「療養型病院で患者さまと向きあった看護をしたいと思いました」
- 「長期入院患者さまの看護に興味がある」
など具体的な理由を書くと、自身の志望動機をアピールできます。
急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
自分の身につけたスキルを書くことで、自己PRにつながります。
急性期病院で身につけた看護スキルや医療知識を、療養型病院で活かしたい、活かすことができる、という意欲を示せます。
急変時経験多数
急性期病院で、急変時の対応経験を何度もしました。
状況に応じた判断や対応は、患者様の安全を確保するうえで不可欠です。
このスキルを活かし、患者様が穏やかで安心できる環境で過ごせるようにサポートしていきます。
安心へのケア
急性期病院で看護プランを立て、スタッフ内に周知し実行するように促してきました。
患者様の状態やニーズを評価し、看護計画を立て、患者様の安心につながるケアをしたいと考えてます。
多職種と協力
急性期病院でも他職種との連携や円滑なコミュニケーションを図ってきました。
療養型病院でも他職種の方々と協力して、患者様のケアを提供していきます。
など、自分の身につけたスキルを書き、どのように活かすか書くことで、自己PRにつなげます。
療養型病院で目指すキャリアプランを具体的に書く
具体的なキャリアプランを書きます。
キャリアプランを書くことで、仕事への意欲や、やる気をアピールできます。
QOL向上に貢献したい
将来的にはリハビリテーションや在宅復帰支援などの分野でスキルアップを図り、患者様のQOL向上に貢献したい
学習意欲
患者さんのご家族への支援も興味があり、法的・精神的な支援を勉強したい
他職種との連携
他職種との連携をすることで、他職種への理解と患者様へのアプローチ方法を学びたいと考えています。
などの具体的なキャリアプランを書くことで、これからの姿勢をアピールできます。
療養型病院での看護への理解や興味を書く
療養型病院での看護への理解や興味を書きます。理解や興味を書くことで、自己PRにつなげられるからです。
継続的な看護
療養型病院は、患者様がゆっくりと回復できる環境です。
患者様それぞれの病状やニーズに応じた看護ができることに興味があります。
急性期病院とは異なり、患者様とじっくり向きあいながら、継続的な看護ができることが魅力です。
適切なケアを提供したい
療養型病院での看護は、患者様の状態を細かく観察し、適切なケアを提供することが大切だと考えます。
急性期病院で培った観察の技術を活かして、患者様の健康を守りたいと思います。
信頼関係
療養型病院では、患者様が安心して過ごせる環境が求められると考えます。
私は、患者様と信頼関係を築き、生活全般にわたってケアできることに魅力を感じています。
療養型病院での看護に必要なスキルや、長期入院患者様に対する看護アプローチについて、理解や興味をあらわすことで、自己PR文につなげることができます。
コミュニケーション能力をアピールする
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールをします。
療養型病院では患者様の入院期間が長くなるため、他職種との連携やチームワークが大切となります。
チームワークの体験談
私はチームワークが医療の質を向上させると経験しました。
療養型病院では他職種との連携をとりながら、患者様に最適な環境を整えることに魅力を感じています。
急性期病院で、リハビリチームと連携して、病棟内でもリハビリメニューを積極的に取りいれたことで、患者さんのQOLが上がった経験をしました。
タイムリーな情報共有
他職種との円滑にコミュニケーションをとることが、情報共有で大切なことだと学びました。
タイムリーな情報共有で、患者様の状態が正確に把握でき、適切な医療提供につながることを経験しました。
療養型病院でも、タイムリーな情報共有を心がけて、適切なケアにつなげていきたいと思っています。
信頼関係を築く
患者様と信頼関係を築くために、なんでも言いやすい雰囲気づくりとコミュニケーションが第一だと学びました。
患者様が自分の治療状況や今後について、不安の有無の確認や、声掛けを心がけています。
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールが大切です。
志望動機は誰かにチェックしてもらうのが、転職成功への近道です。
誰もチェックしてくれる人がいない方には、転職エージェントがおすすめです。
レバウェル看護では、履歴書添削・面接練習などの転職に関するサポートをしてくれます。
\ 2022年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職担当者の対応/紹介案件の質/交渉力 第1位 /
志望動機・自己PR文の例文
急性期病院から療養型病院へ転職したいときの志望動機・自己PR文の例文は以下です。
志望動機の例文:急性期病院から療養型病院へ
【ターミナル期経験】
急性期病院でターミナル期の看取りの経験で、患者さんにより良いケアを提供するために、療養型病院で働きたいと考えました。
【患者様とじっくり向きあいたい】
・急性期病院でのプライマリー看護の経験を活かしながら、患者様と向き合い療養生活を支援したいと考えました。
・患者様の長期的な生活支援に携わりたいと思い、療養型病院への転職を決意しました。
・急性期病院での看護を通じて、患者様の回復期にも携わりたいと考え、療養型病院での勤務を希望しました。
・患者さんと長期にわたり接することができ、治療やリハビリテーションに専念できる療養型病院で、より充実した看護を実践したいと思います。
【新しい環境で挑戦したい】
・患者さんに最適な看護を提供するために、自己成長を続けることが重要だと思い、新しい職場での挑戦を希望しています。
自己PRの例文:急性期病院から療養病院へ
【丁寧で温かい看護をアピール】
・急性期病院での経験を活かし、患者さんの生活環境や家族との関係性などを考慮した、丁寧で温かみのある看護を提供します。
【チーム医療の一員をアピール】
・急性期病院での勤務経験を活かし、患者様の健康維持や日常生活の支援を通じて、生きがいや喜びを感じられる看護を提供します。また、チーム医療の一員として、病棟全体のサポートに努めます。
【患者様・家族への支援をアピール】
・急性期病院での勤務経験を生かし、療養型病院での看護に取り組んでまいります。患者様に寄り添い、安心感や信頼感を与えられる看護を提供し、患者様と家族の方々の支援に努めます。
【コミュニケーションをアピール】
・患者様や家族とのコミュニケーションが得意ですので、ニーズや要望を把握できます。また、同僚との協力を大切にし、連携を密に取りながら、チームとして患者様を支えてきました。今後も、療養型病院での業務において、より一層チームワークを大切にし、患者様のニーズに合わせた看護を提供できるよう、努力してまいります。
・高齢者や慢性疾患を抱えた患者さんと長期的に関わることで、患者さんの信頼を得て、安心して過ごせる環境をつくる看護をしたいと考えてました。
よくある質問
まとめ
急性期病院から療養型病院へ転職したいときに、本音では生活スタイルであったり、労働条件で転職したい!ものです。
ですが、採用されるにはおもて向きの理由も必要になってきます。
志望動機は誰かにチェックしてもらうのが、転職成功への近道です。
誰もチェックしてくれる人がいない方には、転職エージェントがおすすめです。
レバウェル看護では、履歴書添削・面接練習などの転職に関するサポートをしてくれます。
\ 2022年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職担当者の対応/紹介案件の質/交渉力 第1位 /
でも応募するのはその病院だけで大丈夫ですか??
応募する病院の内部事情は知ってますか?ほかの病院も検討しましたか?
看護師は売り手市場です。
ひとつの内定にこだわらず、複数の病院から内定をもらうと、気持ちに余裕ができ、冷静に選択できます。
転職で成功するために、内定はひとつではなく複数をあったほうがいい理由を説明します↓↓
コメント