こんにちは。看護師としての臨床経験はやっと10年を超えたアラフィフ看護師あづさです。
私は、看護師としてのデビューが遅い上に、出産・育児で看護職を数年間リタイアしてましたので、経験年数は浅いです。
事務職も経験しました私が、職業として看護師を本当におすすめできるのか?私は胸を張っておすすめできないと思っています。
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私は上記の記事を書いていますが、看護師として働き続けています。私は看護師をおすすめないと言っておきながら、どうして看護師を続けているのでしょうか。
- 看護師が「看護師をおすすめない」っておかしいでしょ?とお思いの方
- 看護師をしているのは、生活のためです!看護は仕事です。
- たまに「人のお役に立てている」と感じるのが嬉しいからです
求人がたくさんあるから

これは圧倒的な理由です。
私が離婚した時は40代でしたが、無資格の場合の求人は
- パートタイム(正社員なんて無理)
- 時給は高くて1,000円
- ブランクありは敬遠される
- 子連れシングルも敬遠される
- 働く場所も限られている
しかし、看護師という資格があれば
- 常勤雇用あり(夜勤ができればそこそこの収入になる)
- パートでも1,800円
- ブランクありでも採用される
- 子連れシングルでも採用される
- 休日を優遇してくれる職場もある
求人数もかなりあります。40代から働き始めて、常勤雇用があるのは本当にありがたいです。
給料がそこそこ良いから

お給料もそこそこ良いです。独身でバリバリ働いていた時よりも、残業代・夜勤手当は減ったりしますが、それでもそこそこの生活はできます。夜勤ができれば、普通に高収入となる職場もあります。
子育てしながら、気持ちよく働ける職場に出会えたから

この子育てをしながら、気持ちよく働ける職場に出会えたのは、ものすごく感謝してます。他にも子育て中の仲間が多い職場ですと、子どもに何かあった時に気持ちよく早退させてくれます。急性期病院では、難しいでしょうが、療養型や精神科だと多い印象です。
患者さんが向けてくれる笑顔が嬉しいから

たまに患者さんが笑顔を向けてくれます。調子が良いんだな、とこちらまで嬉しくなります。挨拶してもらっても嬉しくなります。些細なことですが、ポッと心が暖かくなり、仕事を頑張ろうと思えます。
新人時代に「あなたがいてくれて良かった」と言われた言葉が忘れられないから

何もできなかったダメダメ新人時代にも関わらず、患者さんから「あなたがいて良かった」と言われたことがありました。でも、特に何をした訳ではないのです。
がん性疼痛があるけれど、なかなか痛みを表出されない患者さんだったので、頻回に様子をうかがいに行っていたくらいです。でも苦しい中で、言ってくださった言葉ですから、本当に嬉しかったです。
その言葉を心の宝箱の中にそっと入れて、看護師を続けています。
その後も「もうだめだ。本当に辞めよう」と思った時に、患者さんから思いもかけず感謝の言葉を掛けられることが何回かありました。その都度、退職を思いとどまる、を何回か繰り返してます。
そう、たまにある患者さんからの感謝で働き続けてます。
看護師は天職か?

私個人としては、看護師は天職だと思っています。
なぜなら、患者さんから「ありがとう」「おはよう」など言われると嬉しいですし、何より健康で退院してくれると自分のことのように嬉しいからです。でも、そんな嬉しいことは、看護業務の中ではほんの一握り、いえ一握りもなくひとつまみかもしれません。
そのひとつまみの嬉しいことを握りしめて、仕事をしています。
- 看護師をしているのは、生活のためです!
- たまに「人のお役に立てている」と感じるのが嬉しいからです
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