■急性期の病院が忙しすぎて、療養型に行きたいんだけど、志望動機ってそのまま書いていいの?
■履歴書の志望動機ってどう書けばいいの?
■ほかの人は志望動機って、どんなこと書いているの?
急性期病院から療養型病院へ転職をしたいときに、悩むのが志望動機です。
看護師は病院や施設によって求められる志望動機が違います。
この記事では、看護師としての転職歴3回の筆者が、急性期病院から療養型病院への志望動機の例文を紹介します。
きちんとした志望動機を書ければ、採用担当者にいい印象を与えられ希望の職場に転職できます。
まずは自分の志望動機を書いてみましょう。
でもちょっと待ってください!
応募はその病院だけで大丈夫ですか??
ひとつの内定で決めず、複数の病院から内定をもらうと、気持ちに余裕ができ、冷静に選択できます。
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【この記事を書いた人】
履歴書に書ける!療養型病院のいいところ
急性期病院と療養型病院をくらべたとき、良いところは3つあります。
- 急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
- 患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
- 患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
まず、療養型病院のよい面を知りましょう。
療養型病院で、どんな看護がしたい?どんな看護師になりたい?イメージしてみましょう。
急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
緊急入院も少ないですし、患者さまの病態が安定しているので、急性期病院にくらべて看護に時間をかけられます。
例えば、おむつ交換・食事介助や処置の時に患者さまとコミュニケーションを取りながらケアができます。
- 病院主催のお祭りや運動会などがあります。
- 食事介助時は、時間があるので和気あいあいとした雰囲気になります。
- 患者さまとコミュケーションをとれる時間があります。
このように看護に時間をかけて、患者さまの生活に密着した継続的な看護ができます。
患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
療養型病院では患者さまが長期入院されるので、患者さまや家族との信頼関係を築きやすく、患者さまの生活習慣や趣味に目をむけた看護ができます。
何回も面会に来ているご家族と顔見知りになれば、入院以前の生活習慣や生活、趣味などの話しもできます。
ご家族のお話しから、その患者さまにあった看護を計画できます。
患者さまが本来の生活習慣や趣味などに目をむけた看護が可能になり、やりがいを感じられるでしょう
患者様の生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
療養型病院では、急性期病院にくらべると医療行為の幅がせまくなります。
けれど、そのぶん患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増えます。
病棟内で定期的に行われる、介護のサービス担当者会議や、その他の福祉・支援について患者さまのご家族に説明できるように自分も勉強するからです。
患者さまの生活支援や福祉について学ぶ機会が増え、看護師としてキャリアアップにつながります。
志望動機・自己PR文のポイント
志望動機・自己PR文のポイントは5つです。
- 療養型病院に興味をもった理由を書く
- 急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
- 療養型病院で目ざすキャリアプランを具体的に書く
- 療養型病院での看護への理解や興味を書く
- コミュニケーション能力をアピールする
療養型病院に興味をもった理由をはっきりと書く
療養型病院に興味をもった具体的な理由を書きます。
- 「急性期病院での看護経験を積んだうえで、より患者さまと向きあいながら看護を提供したい」
- 「療養型病院で患者さまと向きあった看護をしたいと思いました」
- 「長期入院患者さまの看護に興味がある」
など具体的な理由を書くと、自身の志望動機をアピールできます。
急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
自分の身につけたスキルを書くことで、自己PRにつながります。
急性期病院で身につけた看護スキルや医療知識を、療養型病院で活かしたい、活かすことができる、という意欲を示せます。
急性期病院で、急変時の対応経験を何度もしました。
状況に応じた判断や対応は、患者様の安全を確保するうえで不可欠です。
このスキルを活かし、患者様が穏やかで安心できる環境で過ごせるようにサポートしていきます。
急性期病院で看護プランを立て、スタッフ内に周知し実行するように促してきました。
患者様の状態やニーズを評価し、看護計画を立て、患者様の安心につながるケアをしたいと考えてます。
急性期病院でも他職種との連携や円滑なコミュニケーションを図ってきました。
療養型病院でも他職種の方々と協力して、患者様のケアを提供していきます。
など、自分の身につけたスキルを書き、どのように活かすか書くことで、自己PRにつなげます。
療養型病院で目指すキャリアプランを具体的に書く
具体的なキャリアプランを書きます。
キャリアプランを書くことで、仕事への意欲や、やる気をアピールできます。
将来的にはリハビリテーションや在宅復帰支援などの分野でスキルアップを図り、患者様のQOL向上に貢献したい
患者さんのご家族への支援も興味があり、法的・精神的な支援を勉強したい
他職種との連携をすることで、他職種への理解と患者様へのアプローチ方法を学びたいと考えています。
などの具体的なキャリアプランを書くことで、これからの姿勢をアピールできます。
療養型病院での看護への理解や興味を書く
療養型病院での看護への理解や興味を書きます。理解や興味を書くことで、自己PRにつなげられるからです。
療養型病院は、患者様がゆっくりと回復できる環境です。
患者様それぞれの病状やニーズに応じた看護ができることに興味があります。
急性期病院とは異なり、患者様とじっくり向きあいながら、継続的な看護ができることが魅力です。
療養型病院での看護は、患者様の状態を細かく観察し、適切なケアを提供することが大切だと考えます。
急性期病院で培った観察の技術を活かして、患者様の健康を守りたいと思います。
療養型病院では、患者様が安心して過ごせる環境が求められると考えます。
私は、患者様と信頼関係を築き、生活全般にわたってケアできることに魅力を感じています。
療養型病院での看護に必要なスキルや、長期入院患者様に対する看護アプローチについて、理解や興味をあらわすことで、自己PR文につなげることができます。
コミュニケーション能力をアピールする
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールをします。
療養型病院では患者様の入院期間が長くなるため、他職種との連携やチームワークが大切となります。
私はチームワークが医療の質を向上させると経験しました。
療養型病院では他職種との連携をとりながら、患者様に最適な環境を整えることに魅力を感じています。
急性期病院で、リハビリチームと連携して、病棟内でもリハビリメニューを積極的に取りいれたことで、患者さんのQOLが上がった経験をしました。
他職種との円滑にコミュニケーションをとることが、情報共有で大切なことだと学びました。
タイムリーな情報共有で、患者様の状態が正確に把握でき、適切な医療提供につながることを経験しました。
療養型病院でも、タイムリーな情報共有を心がけて、適切なケアにつなげていきたいと思っています
患者様と信頼関係を築くために、なんでも言いやすい雰囲気づくりとコミュニケーションが第一だと学びました。
患者様が自分の治療状況や今後について、不安の有無の確認や、声掛けを心がけています。
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールが大切です。
志望動機・自己PR文の例文
急性期病院から療養型病院へ転職したいときの志望動機・自己PR文の例文は以下です。
まとめ:志望動機は添削チェックしてもらうのがおすすめ!
急性期病院から療養型病院へ転職したいときに、本音では生活スタイルであったり、労働条件で転職したい!ものです。
ですが、採用されるにはおもて向きの理由も必要になってきます。
例文は参考になりましたか?
応募するのはその病院だけで大丈夫ですか??
応募する病院の内部事情は知ってますか?
ほかの病院も検討しましたか?
看護師は売り手市場です。
ひとつの内定にこだわらず、複数の病院から内定をもらうと、気持ちに余裕ができ、冷静に選択できます。
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