■療養型病院を受けるけど、志望動機が思いつかない…
■本音は“ゆったり働きたい”けど、それじゃダメだよね?
■ほかの人は志望動機って、どんなこと書いているの?
そんなふうに悩んでいませんか?
療養型病院は、急性期や回復期とは求められる看護の姿勢が違います。
だからこそ、志望動機も少し工夫が必要です。
この記事では、看護師としての転職歴3回の筆者が急性期病院から療養型病院に転職する際に使える志望動機の書き方と、状況別に使える例文を10パターン紹介します。
履歴書でも面接でも活用できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

ちょっと待ってください!
今回の志望動機「本当にその病院でいい」と言いきれますか??
実は、病院には【働いてみて後悔する】ケースも少なくありません。
転職はゴールではなく“スタート”。だからこそ「選ばれる」より、「選ぶ」視点が大切です。
✅ 採用通知は複数もらうのが正解! 後悔しない転職のために、下の記事▼▼もあわせて読んでおきましょう。
さらにブラックな病院は避けたい…でも、求人票だけではわからない。
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もう急性期は限界…でも面接ではどう話す?本音と建前の整え方
急性期病院での看護に、限界を感じていませんか?
私も、夜勤明けにふらふらになりながら記録を書き、ほとんど休めないまま次の勤務…。そんな毎日に心も体もすり減っていきました。
「もう限界…」と思うのは逃げではありません。
本当に大切なのは、自分を守る選択をすることです。
ただし、志望動機では“そのまま本音をぶつけるだけ”では印象がよくないのも事実。
建前として、「前向きな理由」に言い換えるテクニックも必要です。
この記事では、「急性期で消耗したあなた」がリアルに使える志望動機例文を10個ご紹介します。



どれも“本音ベース”で、だけど“選考を通る建前”に変換済みなので、コピペして使って頂いてOKです!
【知っておきたい】療養型病院の志望動機で見られてる4つのポイント
療養型病院の採用担当者が見ているのは、以下のような点です。
- 急性期と違う「療養型の特徴」を理解しているか
- 長期的に勤務してくれる意欲があるか
- 患者様や家族に丁寧に関われる姿勢があるか
- チームケア・多職種連携に協力的か
そのため、「楽をしたい」「夜勤が少ないから」などの本音だけではNG。
とはいえ、家庭との両立や身体への負担を配慮した選択は十分に正当な理由です。
履歴書に書ける!療養型病院のいいところ


急性期病院と療養型病院をくらべたとき、良いところは3つあります。
- 急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
- 患者様の生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
- 患者様の生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
急性期病院にくらべて看護に時間をかけられる
緊急入院も少ないですし、患者様の病態が安定しているので、急性期病院にくらべて看護に時間をかけられます。
- 病院主催のお祭りや運動会などがあります。
- 食事介助時は、時間があるので和気あいあいとした雰囲気になります。
- 患者様とゆっくりコミュケーションをとれる時間があります。
このように看護に時間をかけて、患者様の生活に密着した継続的な看護ができます。
患者様の生活習慣や趣味に目をむけた看護ができる
療養型病院では患者様が長期入院されるので、患者様や家族との信頼関係を築きやすく、患者様の生活習慣や趣味に目をむけた看護ができます。
ご家族のお話しから、その患者様にあった看護を計画できます。
ご家族のお話から、入院前の生活や趣味を知り、個別性の高い看護に活かせることが魅力です
患者様の生活支援や福祉について学ぶ機会が増える
療養型病院では、急性期病院にくらべると医療行為の幅がせまくなります。
病棟内で定期的に行われる、介護のサービス担当者会議や、その他の福祉・支援について患者様のご家族に説明できるように自分も勉強するからです。
患者様の生活支援や福祉について学ぶ機会が増え、看護師としてキャリアアップにつながります。
志望動機・自己PR文の書き方のポイントと例文


志望動機・自己PR文の書き方のポイントは5つです。
- 療養型病院に興味をもった理由を書く
- 急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
- 療養型病院で目ざすキャリアプランを具体的に書く
- 療養型病院での看護への理解や興味を書く
- コミュニケーション能力をアピールする
実際に療養型病院で働いてみてどうだったか気になる方は、こちらの記事も参考になります▼▼
現場で戸惑ったこと、嬉しかったことなどを率直にまとめてます!
療養型病院に興味をもった理由をはっきりと書く
書き方のコツ
療養型病院に興味をもった具体的な理由を書きます。具体的な理由を書くと、自身の志望動機をアピールできます。
例文
急性期病院での看護経験を積んだうえで、より患者さまと向きあいながら看護を提供したい
療養型病院で患者様と向きあった看護をしたいと思いました
長期入院患者様の看護に興味がある
急性期病院で身につけたスキルを活かす意欲を書く
書き方のコツ
自分の身につけたスキルを書くことで、自己PRにつながります。急性期病院で身につけた看護スキルや医療知識を、療養型病院で活かしたい、活かすことができる、という意欲を示せます。
例文
急変時の経験活かした冷静な対応力
急性期病院で、急変時の対応経験を何度もしました。
状況に応じた判断や対応は、患者様の安全を確保するうえで不可欠です。
このスキルを活かし、患者様が穏やかで安心できる環境で過ごせるようにサポートしていきます。
安心へのケア
急性期病院で看護プランを立て、スタッフ内に周知し実行するように促してきました。
患者様の状態やニーズを評価し、看護計画を立て、患者様の安心につながるケアをしたいと考えてます。
多職種と協力
急性期病院でも他職種との連携や円滑なコミュニケーションを図ってきました。
療養型病院でも他職種の方々と協力して、患者様のケアを提供していきます。
など、自分の身につけたスキルを書き、どのように活かすか書くことで、自己PRにつなげます。
療養型病院で目指すキャリアプランを具体的に書く
書き方のコツ
具体的なキャリアプランを書きます。キャリアプランを書くことで、仕事への意欲や、やる気をアピールできます。
例文
QOL向上に貢献したい
将来的にはリハビリテーションや在宅復帰支援などの分野でスキルアップを図り、患者様のQOL向上に貢献したい
学習意欲
患者さんのご家族への支援も興味があり、法的・精神的な支援を勉強したい
他職種との連携
他職種との連携をすることで、他職種への理解と患者様へのアプローチ方法を学びたいと考えています。
などの具体的なキャリアプランを書くことで、これからの姿勢をアピールできます。
療養型病院での看護への理解や興味を書く
書き方のコツ
療養型病院での看護への理解や興味を書きます。理解や興味を書くことで、自己PRにつなげられます。
例文
継続的な看護
療養型病院は、患者様がゆっくりと回復できる環境です。
患者様それぞれの病状やニーズに応じた看護ができることに興味があります。
急性期病院とは異なり、患者様とじっくり向きあいながら、継続的な看護ができることが魅力です。
適切なケアを提供したい
療養型病院での看護は、患者様の状態を細かく観察し、適切なケアを提供することが大切だと考えます。
急性期病院で培った観察の技術を活かして、患者様の健康を守りたいと思います。
信頼関係
療養型病院では、患者様が安心して過ごせる環境が求められると考えます。
私は、患者様と信頼関係を築き、生活全般にわたってケアできることに魅力を感じています。
コミュニケーション能力をアピールする
書き方のコツ
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールをします。
療養型病院では患者様の入院期間が長くなるため、他職種との連携やチームワークが大切となります。
例文
チームワークの体験談
私はチームワークが医療の質を向上させると経験しました。
療養型病院では他職種との連携をとりながら、患者様に最適な環境を整えることに魅力を感じています。
急性期病院で、リハビリチームと連携して、病棟内でもリハビリメニューを積極的に取りいれたことで、患者さんのQOLが上がった経験をしました。
タイムリーな情報共有
他職種との円滑にコミュニケーションをとることが、情報共有で大切なことだと学びました。
タイムリーな情報共有で、患者様の状態が正確に把握でき、適切な医療提供につながることを経験しました。
療養型病院でも、タイムリーな情報共有を心がけて、適切なケアにつなげていきたいと思っています。
信頼関係を築く
患者様と信頼関係を築くために、なんでも言いやすい雰囲気づくりとコミュニケーションが第一だと学びました。
患者様が自分の治療状況や今後について、不安の有無の確認や、声掛けを心がけています。
コミュニケーション能力やチームワークを大事にしているというアピールが大切です。
志望動機でやってはいけないNG例
志望動機でやってはいけないNG例は以下です。
- 「夜勤が少ないから」「楽そうだから」など自己都合だけの理由
- 施設の特徴にまったく触れていない志望動機
- 「急性期が嫌になったから」と前職の悪口を言うこと
→NGに見せないコツは、前向きな表現に言い換えることです!
退職したい理由別の志望動機
マイナスな理由でも、伝え方しだいで“前向きな志望動機”に変えられます。参考になる例文を理由別にまとめました!
① 業務に追われてヘトヘト…もっと穏やかな環境で患者さんに向きあいたい
転職したい理由(本音)
急性期では1人の患者さんに関われる時間が少なく、次々と業務に追われる日々に疲れてしまった。
もっとじっくり関われる職場で看護がしたい。
志望動機の例文
急性期病院では、スピードと的確な判断が求められる環境で経験を積んできましたが、日々の業務に追われる中で、もっと患者様一人ひとりに寄り添った看護がしたいと感じるようになりました。
療養型病院では、長期的な関わりの中で信頼関係を築く看護ができると考え、貴院を志望いたしました。
② ゆっくり丁寧に看護したい…「作業者」になった自分を変えたい
転職したい理由(本音)
急性期の仕事に追われる中、看護が“ただの作業”になってしまっている自分に気づいた…「本当にこれが自分のしたかった看護?」
志望動機の例文
急性期病棟では限られた時間の中でのケアが中心で、患者様と深く関わることが難しい場面も多くありました。今後は、より時間をかけて患者様やご家族と関係を築きながら支える看護がしたいと考え、療養型病院への転職を決めました。貴院のチームケア体制にも魅力を感じております。
③ 慌ただしさに限界…落ち着いた環境で本来の看護がしたい
転職したい理由(本音)
どんなに患者さんを大切にしたくても、時間が足りない。毎日の慌ただしさに心がすり減り、「私、何のために看護師になったんだろう」と思うようになってしまった。
志望動機の例文
急性期のスキルを活かしながらも、心に余裕を持って患者様に関わる看護をしたいです。貴院の穏やかな環境で、看護師としての本来のやりがいを取り戻したいと感じています。
④ 看護よりも作業…そんな自分が嫌になった
転職したい理由(本音)
気づけば「業務をこなすこと」が優先で、患者さんと話す時間もろくに取れない。看護師として大切にしたいことを見失っている自分が嫌になった。
志望動機の例文
療養型病院では、患者様との関わりが密で、看護の本質を大切にできると感じています。もう一度、人としっかり向き合う看護をしたくて、貴院を志望いたしました。
⑤家庭を犠牲にしたくない…生活と両立したい
転職したい理由(本音)
不規則な勤務で家族との時間が取れず、いつも心のどこかに罪悪感があった。もっと家族との時間も大切にしながら働きたい。
志望動機の例文
ワークライフバランスを保ちながら、看護師としてのやりがいも感じたい。貴院の勤務体制なら、家庭と両立しながら穏やかに働けると感じ、志望いたしました。
⑥ 急変対応に追われた毎日…その経験を穏やかな環境に活かしたい
転職したい理由(本音)
毎日が緊急対応の連続で、心が常に張りつめていた。「この緊張感、いつまで続くんだろう」と不安を感じることも増えた。
志望動機の例文
急性期での判断力や観察力を活かし、療養型の現場でも質の高い看護を提供したいです。変化に気づく力を活かし、患者様の生活に安心を届けたいと思い、貴院を希望しました。
⑦自分を見失った…看護師としての軸を取り戻したい
転職したい理由(本音)
「ただ業務をこなす日々」に、自分の看護への想いは薄れている…こんな自分を変えたい、もう一度看護に誇りを持ちたいと思っている。
志望動機の例文
療養型の環境で、患者様と向き合いながらじっくりと看護を行い、自分の軸を取り戻したいです。貴院の理念に共感し、再スタートの場としてぜひ働かせていただきたいと思いました。
⑧スキルアップのための研修に疲れた…次は実践の中で成長したい
転職の理由(本音)
「もっと勉強を」と言われ続け、休日も研修や課題に追われる日々に疲れた。自分のペースで、実践の中で学んでいきたいという想いが強くなった。
志望動機の例文
実際の患者様との関わりの中で学ぶことが、自分には合っていると感じています。療養型病院での経験を通じて、看護師として着実に成長していきたいです。
⑨心身ともに限界…でも看護を続けたい
転職の理由(本音)
責任の重さと業務の多さで、気づけば笑うことも少なくなってた。それでも「看護は好き」。だからこそ、自分を守りながら続けられる場所に行きたい
志望動機の例文
看護師を続けていくには、自分に合った環境を見つけることが大切だと実感しました。貴院の穏やかな雰囲気と患者様に寄り添う看護方針に共感し、志望いたしました。
⑩「子どもとの時間を削る働き方」に限界…家庭と両立できる職場を探したい
転職したい理由(本音)
子どもが小さいのに、夜勤や残業で一緒に過ごす時間がほとんどなく、罪悪感でいっぱいでした。このまま家族との時間を犠牲にして働き続けるのはつらいと感じ、働き方を見直したくなりました。
指導動機の例文
急性期での経験は貴重でしたが、家庭との両立が難しくなっていました。療養型病院は比較的スケジュールが安定している点に魅力を感じ、今後は家庭と両立しながらも、丁寧な看護を実践したいと考え、貴院を志望いたしました。
自己PRの例文
【丁寧で温かい看護をアピール】
・急性期病院での経験を活かし、患者さんの生活環境や家族との関係性などを考慮した、丁寧で温かみのある看護を提供します。
【チーム医療の一員をアピール】
・急性期病院での勤務経験を活かし、患者様の健康維持や日常生活の支援を通じて、生きがいや喜びを感じられる看護を提供します。また、チーム医療の一員として、病棟全体のサポートに努めます。
【患者様・家族への支援をアピール】
・急性期病院での勤務経験を生かし、療養型病院での看護に取り組んでまいります。患者様に寄り添い、安心感や信頼感を与えられる看護を提供し、患者様と家族の方々の支援に努めます。
【コミュニケーションをアピール】
・患者様や家族とのコミュニケーションが得意ですので、ニーズや要望を把握できます。また、同僚との協力を大切にし、連携を密に取りながら、チームとして患者様を支えてきました。今後も、療養型病院での業務において、より一層チームワークを大切にし、患者様のニーズに合わせた看護を提供できるよう、努力してまいります。
・高齢者や慢性疾患を抱えた患者さんと長期的に関わることで、患者さんの信頼を得て、安心して過ごせる環境をつくる看護をしたいと考えてました。
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よくある質問
まとめ
療養型病院への転職では、特別な理由より“納得できる理由”が大切です。
自分の経験や価値観と重なる部分を言語化することで、オリジナリティのある志望動機になります。
本記事の例文を参考にしつつ、ぜひあなたらしい言葉でまとめてみてくださいね。
志望動機・自己PRのポイントは以下です。


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